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骨伝導集音器が高齢者におすすめしない理由は?骨伝導集音器の仕組みを解説

骨伝導集音器

高齢者が集音器を選ぶとき、「骨伝導集音器」が気になる方も多いと思います。
骨伝導集音器は、耳の中を圧迫することもないですし、簡単に装着できるのが良いですよね。

ですが、実は高齢者の難聴には「骨伝導集音器」は、おすすめできないんです。

おすすめできない理由は、高齢者の難聴の仕組みにあります。

このページでは、骨伝導集音器が高齢者におすすめではない理由について、詳しく解説していきます。

骨伝導集音器が高齢者におすすめできない理由

骨伝導集音器が高齢者に向いていない理由

骨伝導集音器は、頭の骨を振動させて音を伝える仕組みとなっています。
ですが高齢者の場合、加齢によって骨が弱くなることがあり、そのせいで振動の伝わり方が変わることがあります。

また、骨伝導集音器は耳を塞がないデザインが多く、周囲の音も一緒に聞こえてしまいます。

高齢者になると、環境音と聞き取りたい音の区別をするのが難しくなるため、良く聞こえない・・・となってしまうんです。

また骨伝導集音器は、「使い方が難しい」と感じる高齢者が多いです。
若い人なら感覚ですぐ慣れることができますが、高齢になると、なかなか慣れずに違和感を感じる人が多いです。

では、高齢者の難聴にはどんな集音器が合うのかというと、高齢者が難聴になる原因を知ることが重要です。

まずは原因について、次の項で解説します。

高齢者が難聴になる原因は?

高齢者の難聴の原因

高齢者に多い難聴が、「加齢性難聴」です。
加齢性難聴は、年齢を重ねて耳が聞こえなくなる状態です。

特に高い音が聞き取りにくいのが特徴です。

例えば「鳥のさえずり」や電話の音、女性や子どもの声などが聞き取りにくくなってきます。
また話し声が全体的に聞き取りにくくなり、周囲の雑音があると、さらに聞きにくく感じることが多いです。

加齢性難聴の原因は、耳の中にある「有毛細胞」という音を感じる細胞が減少したり、耳の血流が低下することなどにあります。

また長い間大きな音にさらされたり、遺伝的な要素も関係しています。

左右の耳が同じように聞こえにくいので、気づきにくい場合が多いと言われています。

高齢者におすすめな集音器は?選び方の3つのポイント

では、骨伝導集音器以外だと、どんな集音器が高齢者には合っているのか?
選ぶポイントは3つです。

1.自然に音を集める構造になっている

ひとことに集音器といっても、様々なタイプがあります。

一番多いのが、音を機械的に大きくしただけの集音器です。

ですがこのタイプは、全体の音が大きくなってしまうので、肝心な聞きたい音だけを聞き取りにくいと感じる人が多いんです。

そこでおすすめなのが、「人間の耳と同じ構造」で考えられた集音器です。

私たち人間は、音の大小だけでなく、方向や距離などを脳が認識しながら、立体的に音を聞いています。
「音」というのは、実は耳では聞こえないくらい低い音から高い音まであります。
そのため違和感なく自然な音として聞くには、「音の距離」と「方向」が分かる仕組みが必要なんです。

2.お試し期間がある

どんなに口コミで評判が良くても、実際に使ってみないと、自分にあっているかどうか分かりませんよね。

集音器は決して安いものではないので、失敗したくないと思う人がほとんどだと思います。

そこでおすすめなのが、お試し期間がある会社の商品です。
お試し期間がある会社は、探してみると意外と多いです。

そのなかでも、数日間無料でお試しできるものもあるので、そういった商品がおすすめですよ。
実際に使ってから購入を検討することができるので安心です。

3.アフターフォローがしっかりしている

集音器を選ぶ際には、アフターフォローも視野に入れて検討しましょう。

集音器はずっと使うものなので、壊れた時に修理に出せないと、また購入するのはもったいないです。

アフターフォロー体制が整っている会社は、使い方なども電話でサポートしてくれたりするので安心です。

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骨伝導集音器のメリット

骨伝導集音器には、下記のようなメリットがあります。

周囲の音も聞こえる

骨伝導集音器は耳を邪魔しないので、周囲の音や会話を自然に聞くことができます。

同様に、テレビの音を楽しみながら家族の声や玄関チャイムにも気づくことができ、安心です。

耳に負担がかかりにくい

通常の集音器は長時間使うと耳の中が痛くなることがありますが、骨伝導集音器は耳の中に入れないため、長く快適に使えます。

ハウリングが少ない

補聴器でよく起こる「ピー音」が、骨伝導集音器ではほとんどありません。

そのため耳へのストレスが軽減され、聞き取りもスムーズです。

骨伝導集音器のデメリット

骨伝導集音器のデメリットも挙げてみます。

難聴の種類によっては対応できない

骨伝導集音器の場合、内耳や聴神経に問題がある「感音性難聴」には向いていません。
なぜかというと、骨伝導は骨を通じて音を内耳に直接伝える仕組みだからです。

そのため、外耳や中耳に問題がある伝音性難聴の方に向いています。

位置がずれると聞こえにくい

骨伝導集音器は、音の振動を効率的に骨に伝えるため、こめかみや耳の周囲など、特定の位置に装着するように設計されています。

装着位置がずれると、振動が骨に十分伝わらず、音量が小さく感じたり、ぼやけて聞こえることがあります。

周囲の雑音も大きく聞こえてしまう

骨伝導集音器は、周辺の音も全体的に聞こえるようになります。

そのため、聞き取りたい会話や音が、逆に聞こえにくく感じることがあります。
騒がしい環境だと、とても使いづらいと思います。

骨伝導集音器が高齢者におすすめできない理由まとめ

骨伝導集音器は、音の振動を骨に伝えることで音を聞こえやすくする、画期的な集音器です。

ただし、高齢者特有の加齢性難聴の場合は、骨伝導集音器は不向きと言えます。

高齢になってきて、「家族の声やテレビの音が聞き取りにくいな」と思ったら、まずはみみ太郎を試してみるのがおすすめです。

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