集音器の重量をタイプ別に比較【軽さ・重さは選ぶポイント!】
集音器を選ぶ際、見落とされがちなのが「重さ(重量)」です。
しかし実際には、日常的に身につけるアイテムである以上、メガネや補聴器と同じくできるだけ軽量なモデルを選ぶことが重要です。
とくに高齢者や女性ユーザーにとって、重すぎる集音器はストレスになりがち。
そのため「音質」「価格」「機能性」だけでなく、重さもチェックすべき重要な比較ポイントといえるでしょう。
比較方法について
ここでは、主要モデルの「本体重量(電池込み)」をタイプ別に一覧で比較しました。
メーカーの公式スペックをもとに、電池が別売りの場合は下記の重さを加算して算出しています。
電池の種類 | 加算重量の目安 |
---|---|
単4アルカリ乾電池 | +11g |
充電式ニッケル水素電池 | +11g |
ボタン電池(LR44など) | +2g |
空気電池 PR41(補聴器用) | +0.58g |
ポケット型集音器の重量比較
ポケット型は、耳に装着せず、ポケットや首からぶら下げて使うタイプです。
そのため耳に負担はかかりませんが、ストラップ装着時やポケット収納時に「重さ」が気になる方も多いでしょう。
とくにポケットのない服を着る女性ユーザーにとっては、軽量なモデルのほうが扱いやすい傾向があります。
ただし、「重量がある=電池持ちが良い」という側面もあるため、一概に軽ければ良いとは言い切れません。
軽いポケット型ベスト3(電池込み)
モデル名 | 重量 |
---|---|
フェミミ VMR-M750 | 30g |
イヤーソニックイン(骨伝導) | 41g |
ヤザワ SLV02WH | 41g |
耳かけ型集音器の重量比較
耳かけ型は、耳に直接かけて使うタイプのため、重量が使い心地に直結します。
軽ければ軽いほど、装着時の違和感が少なく、長時間でも快適に使用できます。
中でも、CMなどで知られる「楽ちんヒアリング」は、ノイズキャンセリングなどを省いた軽量エントリーモデルで、業界最軽量クラス。
また、高性能で定番人気の「みみ太郎 SX-013」も、性能に対して非常に軽い設計がなされています。
軽い耳かけ型ベスト4(電池込み)
モデル名 | 重量 |
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楽ちんヒアリング | 5g |
旭電機化成 AKA-201 | 7g |
イヤーファイン Fit KHB-101 | 7.8g |
みみ太郎 SX-013 | 8g |
耳あな型集音器の重量比較
耳あな型は、耳の中にすっぽり収まる超小型タイプです。
その分、重さも他タイプに比べて圧倒的に軽量です。
使用する電池も軽い「空気電池(PR41)」が主流で、片耳装着で装着感が少なく、目立ちにくいメリットもあります。
一方、充電池を内蔵したモデルはやや重くなる傾向があります。
軽い耳あな型ベスト4(電池込み)
モデル名 | 重量 |
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イオン 小型集音器 | 3.08g |
福耳 彩音 | 4g |
おしゃれな耳穴集音器 | 4g |
耳すっぽり集音器 AKA-202 | 5g |
まとめ|集音器の「重さ」も選ぶポイントのひとつ
集音器を選ぶとき、見落としがちな「重さ」ですが、日常使用における快適さや負担感に直結する大切な指標です。
- 長時間使う人
- 首や耳に負担をかけたくない人
- 女性や高齢者など体力に不安がある人
こうした方は、ぜひ集音器の重さも比較して、軽いモデルを選ぶようにしましょう。
使いやすさと快適性のバランスを見極めることで、長く使える集音器と出会えるはずです。